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エントリーシート(ES)をAIで添削する方法|ChatGPT・Claudeのプロンプト例

こんにちは。早慶合同就活会議です。

「エントリーシート(ES)を書いてはみたけれど、これで通るか自信がない」「でも、周りに添削を頼める人がいない」——そんなときに頼りになるのが、ChatGPT・Claude・GeminiといったAIチャットです。何度でも読み返してくれる"もう一人の読み手"になります。

先に結論をお伝えします。AIはESを代わりに書いてもらう道具ではなく、書いたESを客観的に点検してもらう道具として使うのがおすすめです。設問の意図の確認、構成の点検、読みにくい部分の洗い出し——「自分では気づきにくいズレ」を見つけるのが、AI添削の強みです。

一方で、AIの回答をそのまま提出するのは避けてください。丸写しは、面接で深掘りされたときに答えられなくなるからです。下書きは自分で書き、その改善点をAIに教えてもらう——これが、面接まで一貫して戦えるESにつながります。この記事では、使いどころとプロンプト例、注意点を整理します。

目次

  1. ES添削でAIを使う意味
  2. AI添削の3つの使いどころ
  3. 使いどころ1:設問の意図を確認する
  4. 使いどころ2:PREP法で構成をチェックする
  5. 使いどころ3:読みやすさと字数を添削してもらう
  6. AI添削を使うときの注意点
  7. まとめ

1. ES添削でAIを使う意味

ESを一人で書いていると、自分の思い込みから抜け出せません。「伝わっているはず」の文章が、初めて読む人には伝わっていない——これはよく起こります。本来はこのズレを人に読んでもらって埋めますが、締め切り直前だったり、何度も頼むのが気まずかったりで、お願いできないこともあります。

そこでAIを**「もう一人の読み手」**として使います。何度質問しても一定の観点でフィードバックを返してくれるので、人に頼む前の"壁打ち"や、見てもらう回数を減らす下ごしらえに向いています。

ここで大切なのは、AIは代筆屋ではないということです。「自己PRを書いて」と丸投げすればそれらしい文章は出てきますが、それはあなたの経験でも言葉でもありません。AIに任せるのは「点検」であって「執筆」ではない——この線引きだけは最初に握っておいてください。

なお、設問の意図の読み取り方やPREP法といったESの土台は、この記事では深追いしません。まだ自信がない方は、先にエントリーシート(ES)の書き方|基本と通過のコツをやさしく解説に目を通しておいてください。土台となる下書きがあってこそ、添削は活きるからです。

2. AI添削の3つの使いどころ

AI添削は、やみくもに「見て」と頼んでも、ぼんやりした感想しか返ってきません。「どの観点で見てほしいか」を絞って頼むと、途端に実用的になります。就活生がまず押さえたい使いどころは、次の3つです。

  • 使いどころ1:設問の意図を確認する … 書き始める前に、「この設問で企業が何を知りたいのか」を整理してもらう
  • 使いどころ2:PREP法で構成をチェックする … 下書きが「結論から書けているか」「理由と具体例が結論を支えているか」を点検してもらう
  • 使いどころ3:読みやすさと字数を添削してもらう … 一文の長さ、主語述語のねじれ、誤字脱字、字数の過不足を洗い出してもらう

「意図を確認 → 構成をチェック → 読みやすさを整える」の順に使えば、書く前・書いた後・仕上げの3段階をAIがカバーしてくれます。

3. 使いどころ1:設問の意図を確認する

ESでよくある失敗が、設問に答えていないというものです。志望動機を聞かれているのに自己PRを書いてしまう、といったズレは、設問の意図を取り違えたまま書き進めると起こります。書き始める前に、AIへ設問の意図を聞いてみましょう。

次のエントリーシートの設問について、企業がこの設問で何を知ろうとしているのか、その意図を3つ挙げてください。あわせて、回答に盛り込んでおきたい要素も教えてください。

設問:「学生時代に力を入れたことを教えてください(400字以内)」

「取り組みの過程や思考のクセを見たい」といった意図が返ってきます。意図が分かれば、何を書けば的を射た回答になるかが見えます。ただし返るのは一般論なので、志望企業ならではの観点は企業研究で補ってください。

4. 使いどころ2:PREP法で構成をチェックする

下書きができたら、次は構成のチェックです。ESは、結論を最初に述べるPREP法(結論→理由→具体例→結論)で書くと伝わりやすくなります。ところが、自分では結論から書いたつもりでも、読み返すと前置きが長かったり、結論が最後に埋もれていたりします。この「構成のねじれ」は、AIに点検してもらうと見つけやすくなります。

次の自己PRを、PREP法(結論→理由→具体例→結論)の観点でチェックしてください。結論が最初に来ているか、理由と具体例が結論を支えているかを指摘し、構成として弱い部分があれば直し方を教えてください。文章そのものは書き換えず、指摘だけしてください。

自己PR:
(ここに自分の下書きを貼り付ける)

「書き換えず、指摘だけ」と条件をつけるのがポイントです。AIが勝手に書き直すのを防ぎ、自分の言葉で直すための気づきだけを受け取れます。自己PRの構成に不安がある方は、自己PRの作り方|構成・強みの見つけ方・失敗例を解説で基本の型を確認してからかけると、精度が上がります。

5. 使いどころ3:読みやすさと字数を添削してもらう

内容と構成が整ったら、最後は仕上げです。一文が長すぎたり誤字脱字があったりすると、それだけで読み手の負担になります。この点検はAIがとくに得意です。

次のエントリーシートの文章を、読みやすさの観点で添削してください。一文が長すぎる箇所、主語と述語が対応していない箇所、誤字脱字や変換ミスを指摘してください。指定字数は400字です。現在のおおよその字数と、超過・不足があれば教えてください。

文章:
(ここに自分の下書きを貼り付ける)

一文が長い箇所や「てにをは」の違和感を拾ってくれるので、声に出して読み返す前の機械的なチェックとして効率的です。ただし、AIが数える字数は正確でないことがあるので、最終的な字数は提出フォームなどで自分でも確認してください。

6. AI添削を使うときの注意点

便利なAI添削ですが、次の4点は必ず意識してください。

注意1:添削結果をそのまま提出しない

AIが整えた文章は読みやすく見えますが、そのまま提出すると面接で深掘りされたときに答えられなくなるリスクがあります。自分の頭で組み立てていない文章は、口頭で説明を求められた瞬間に崩れるからです。

注意2:AIが提案した数字やエピソードを事実確認する

AIは文章を魅力的にしようとして「約1.5倍に増えました」のような数字を補うことがあります。こうしたAIが盛った表現は、必ず事実と照らし合わせてください。事実と違う数字や、実際にはなかったエピソードが混じると、面接の深掘りで矛盾が露呈します。

注意3:最終的に自分の言葉に直す

AIの指摘を受けて修正するときも、最後は自分の言葉に置き換えることを忘れないでください。提案された言い回しをそのまま使うと、他人行儀な文章になりがちです。たとえばガクチカなら、ガクチカの書き方|構成・例文・評価ポイントを解説で紹介する「鋭い動詞」で書く感覚を思い出し、自分の言葉に直しましょう。

注意4:個人情報や未公開の選考情報を入力しない

AIチャットに貼り付けた内容は、サービスによっては学習などに使われる可能性があります。氏名・住所・連絡先などの個人情報や、まだ公開されていない企業名・選考の内部情報は入力しないのが安全です。設問文や自分の下書きを見てもらう分には問題ありませんが、機微な情報は伏せる・一般化する配慮を。

7. まとめ

AIを使ったES添削のポイントを整理します。

  • AIは代筆屋ではなく「もう一人の読み手」。下書きは自分で書き、点検をAIに任せる。
  • 使いどころは①設問の意図を確認 ②PREP法で構成をチェック ③読みやすさと字数を添削の3つ。
  • プロンプトは**「どの観点で見てほしいか」を絞る**と、実用的なフィードバックが返る。
  • 添削結果の丸写しは禁物。数字やエピソードは事実確認し、最後は自分の言葉に直す。
  • 個人情報や未公開の選考情報は入力しない。機微な情報は伏せる・一般化する。

AIは、正しく使えば就活の心強い相棒になります。ただ、主役はあくまであなた自身の経験と言葉です。あなたにしか書けないESに仕上げていってくださいね。

よくある質問

Q. AIに添削してもらったESは、ずるいことになりませんか?

添削してもらうこと自体は、キャリアセンターや先輩に見てもらうのと同じで、問題はありません。大切なのは、提出する文章が自分の経験と自分の言葉でできているかです。回答を丸写しせず、指摘を受けて自分で直す使い方なら、後ろめたく感じる必要はありません。

Q. ChatGPT・Claude・Geminiのどれを使えばいいですか?

ES添削の用途なら、どれでも大きな差はありません。いずれも無料で使える範囲があり、この記事のプロンプトはどのサービスでもそのまま使えます。まずは使いやすいものを選び、添削がしっくりこなければ別のサービスも試す、という程度で十分です。

Q. AIの添削と、人による添削はどちらが良いですか?

役割が違うので、組み合わせるのがおすすめです。AIは構成や読みやすさを素早くチェックするのが得意です。一方、志望企業の実情を踏まえた助言や、人柄を知ったうえでの助言は、キャリアセンターやOB・OGといった人の強みです。AIで下ごしらえをし、人に見てもらう回数を有効に使いましょう。

Q. 添削してもらっても、なかなか文章が良くならないときは?

下書きに、書くべき要素(具体的な行動や結果)が足りていない可能性があります。AIは文章を整えられても、あなたの経験そのものは増やせません。うまくいかないときは添削の前に立ち戻り、「いつ・何を・どう考えて・どう動いたか」を書き出してみてください。素材がそろえば、添削の効果もはっきり出ます。

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