就活メールの返信マナー(例文集つき)
就活メールは「早く・簡潔に・失礼なく」の3点さえ守れば大きく失敗しません。この記事では27卒・28卒の学生が迷いやすい場面ごとに、そのまま使える返信例と注意点をまとめました。
返信の基本ルール
まず共通のルールを押さえておきましょう。
- 原則24時間以内に返信する(土日祝をまたぐ場合は次の営業日午前中まででも許容されることが多いが、企業による)
- 件名は基本的に変更せず、「Re:」を残したまま返す(何度もやり取りする場合は「Re: Re:」が続いても問題ない)
- 宛名は「株式会社〇〇 人事部 〇〇様」のように会社名・部署名・氏名を省略しない
- 本文は結論を先に書き、背景説明は後に回す
- 署名(大学名・学部・氏名・電話番号・メールアドレス)を毎回つける
これらはメールソフトの種類やスマホ・PCどちらから送っても変わらない共通事項です。
シーン別の返信例文
面接・説明会の日程調整
複数候補日を提示された場合は、こちらも複数の希望を返すと調整がスムーズです。
件名:Re: 一次面接日程のご案内(〇〇大学 山田太郎)
株式会社〇〇
人事部 〇〇様
お世話になっております。〇〇大学の山田太郎です。
この度は一次面接の日程をご案内いただき、ありがとうございます。
下記日程で面接を希望いたします。
第一希望:9月8日(月)14:00〜
第二希望:9月10日(水)10:00〜
ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
――――――――――
〇〇大学 〇〇学部
山田太郎
電話番号:080-xxxx-xxxx
メールアドレス:xxxx@xxxx.ac.jp
――――――――――
候補日がすべて埋まっている場合は、「恐れ入りますが、上記以外で調整いただくことは可能でしょうか」と一言添えて別日を打診しましょう。
選考通過・内定連絡へのお礼
通過連絡には、次の選考に前向きな姿勢が伝わる一文を添えると印象がよくなります。
件名:Re: 二次面接結果のご連絡
株式会社〇〇
人事部 〇〇様
ご連絡いただきありがとうございます。
二次面接を通過したとのこと、大変嬉しく存じます。
次の選考につきましても精一杯準備してまいりますので、
引き続きよろしくお願いいたします。
――――――――――
(署名)
――――――――――
内定連絡の場合は、承諾・保留いずれにしても「まずお礼と受領の返信」を先に送り、回答期限内に改めて意思表示するのが基本です。即答を求められた場合を除き、その場で承諾か辞退かを決めきる必要はありません。
選考辞退の連絡
辞退は理由を詳しく書く必要はありません。簡潔に、しかし誠実な文面を心がけます。
件名:選考辞退のご連絡(〇〇大学 山田太郎)
株式会社〇〇
人事部 〇〇様
お世話になっております。〇〇大学の山田太郎です。
この度は貴重な機会をいただきましたが、
一身上の都合により、選考を辞退させていただきたく
ご連絡いたしました。
お手数をおかけし恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。
――――――――――
(署名)
――――――――――
「他社の内定を承諾したため」のような具体的な事情まで書く義務はありません。電話連絡が必須と案内されている企業では、メールより先に電話をかける方が丁寧です。
面接後のお礼・リマインドへの返信
面接後のお礼メールは必須ではありませんが、送る場合は当日中〜翌日午前中までに簡潔に送るのが目安です。リマインドメールには「承知いたしました。当日はよろしくお願いいたします」程度の短い返信で十分です。
件名とタイミングのコツ
- 件名を変えると相手が検索しづらくなるため、基本は元の件名を維持する
- 自分から新規で送る場合の件名は「【〇〇大学】用件(氏名)」の形にすると開封されやすい
- 深夜0時〜早朝の送信は避け、遅くとも23時台までに送る(予約送信機能を使うのも一つの手)
- 返信が遅れた場合は、冒頭に「ご返信が遅くなり申し訳ございません」の一文を入れる
小さなことですが、この積み重ねが「対応が丁寧な学生」という印象につながります。
就活メールは慣れないうちは時間がかかりますが、型を覚えてしまえば数分で書けるようになります。早慶合同就活会議では、こうした実務的なノウハウも引き続き発信していきますので、選考本番でも落ち着いて対応していきましょう。
よくある質問
Q. 就活メールをスマホから送っても失礼にあたりませんか。
スマホからの送信自体はマナー違反ではありません。ただし機種依存文字や絵文字が自動変換されやすいため、送信前に一度読み返し、署名や改行が崩れていないか確認しましょう。可能であればPCメーラーでの最終確認が安心です。
Q. 人事担当者からの返信に誤字があった場合、指摘してもよいですか。
基本的に指摘する必要はありません。日時や場所など選考に直結する情報に明らかな矛盾がある場合のみ、「念のため確認させてください」という形で丁寧に問い合わせれば失礼にはあたりません。
Q. 複数社から同じ日に面接の連絡が来た場合、返信の順番に決まりはありますか。
決まりはありませんが、先に届いたメールから順に、24時間以内を目安に返すのが無難です。日程が重複している場合は、選考が先に進んでいる企業を優先しつつ、もう一方には早めに調整可能な別日を提示すると心証を損ないにくくなります。
Q. LINEやチャットツールで連絡してくる企業への返信もメールと同じマナーが必要ですか。
企業がLINEなどを公式連絡手段に指定している場合は、そのツールの文化に合わせてある程度カジュアルな文面でも問題ないことが多いです。ただし宛名・お礼・結論を先に書く基本は変えず、絵文字の多用は避けましょう。
Q. 内定辞退の連絡はメールだけで完結させてよいですか。
企業によって対応が分かれます。メールのみで受け付ける企業もあれば、電話での連絡を求める企業もあるため、募集要項や過去のやり取りに指示がないか確認しましょう。指示がない場合は、メールで一報を入れたうえで電話も添えると丁寧です。