WEBテストの電卓の使い方と事前準備
自宅で受けるWEBテストは、電卓を使えることが多い形式です。ただし全部の形式で使えるわけではありません。使えるかどうかは、テストの種類と企業の案内文で決まります。電卓の機種より先に、案内メールの注意書きを読んでください。この記事では、電卓の選び方と使い方、計算を速くするコツ、前日までの準備を順に説明します。
電卓を使えるテストと使えないテスト
形式ごとの傾向は次のとおりです。
- 玉手箱:自宅受験が中心で、電卓を使う前提で作られた問題が多い
- SPI(WEBテスティング):自宅受験では電卓が使えると案内される例がある
- SPI(テストセンター):会場では電卓を持ち込めず、手計算になる
- TG-WEB:新型と従来型で扱いが違い、案内文で確認する必要がある
これはあくまで多い例です。同じ形式でも、企業が出す案内で条件が変わることがあります。形式の見分け方はWEBテストの種類と見分け方で説明しています。玉手箱の問題の中身は玉手箱の頻出問題と攻略法が詳しいです。
電卓が使えない形式の代表がGABの一部です。GAB・C-GAB・Web-GABの違いに、電卓の可否で見分ける方法があります。
案内文で見る場所
受験案内のメールや受験画面の注意事項に、「電卓の使用」という項目があるか探します。見つからなければ、採用ページのFAQか、企業の採用窓口へ問い合わせてください。問い合わせは、受験日の数日前までに済ませると安心です。
電卓の選び方
自宅受験で使うなら、次の条件を満たす電卓が使いやすいです。
- 10桁以上表示できる
- キーが大きく、押し間違いにくい
- メモリーキー(M+、M−、MR)がある
- 打鍵音が小さい
- 電池式かソーラー式で、充電切れの心配が少ない
関数電卓は、使えるか不明な場合が多いので避けます。計算が速い人でも、慣れない機種で打つと遅くなります。普段から使っている電卓を、そのまま本番に持ち込むのが一番です。機種の比較と打鍵練習はWEBテスト用電卓の選び方と打鍵スピードの鍛え方にまとめています。
スマホの電卓アプリは、受験中に画面を切り替える動きが不正を疑われる原因になります。使ってよいかを確認できないなら、卓上電卓を用意してください。監視の範囲についてはWEBテストの監視はどこまで?で、形式ごとの記述を見られます。
計算を速くするコツ
電卓は、速く打てば速く解けるわけではありません。式を立てる時間のほうが長いからです。
先に式を作ってから打つ
問題文を読みながら、打つ順番を頭の中で決めます。たとえば「売上320万円の15%増」は、320に1.15を掛ける形に直せます。足し算と掛け算を別々に打つより、打鍵が半分で済みます。
メモリー機能を使う
同じ数を何度も使う問題では、M+で数を保存します。表の読み取り問題は、同じ列の数を何度も足すので特に効きます。
単位をそろえてから打つ
万円と千円、時間と分が混ざる問題は、先に単位を1つにそろえます。単位の取り違えは、電卓を使っていても起きるミスです。
概算で答えの桁を確かめる
打ち終わったら、答えの桁が合っているか暗算で確認します。桁がずれていれば、小数点か0の数を打ち間違えています。
前日までに整える受験環境
電卓以外にも、当日に慌てる原因は多くあります。照明、イヤホン、回線の整え方はWebテスト・オンライン面接の環境づくりに詳しく載せています。
前日にやること
- 電卓に電池が入っているか、液晶が欠けていないか確かめる
- 筆算用の白紙とペンを多めに用意する
- パソコンの充電器をつなぎ、スリープ設定を切る
- 受験案内のURLを開き、動作環境のチェックを済ませる
当日の机の上
机には、パソコン、電卓、白紙、ペン、飲み物だけを置きます。スマホは手の届かない場所に伏せます。メモ用紙の使用が禁止されている場合は、案内に従ってください。
時間切れを防ぐ
1問に使える時間は、形式によって20秒から1分ほどです。1問で止まらず、わからない問題は飛ばします。時間切れの原因はWEBテストで落ちる原因7つと防ぎ方に整理してあります。
電卓が味方になる準備を今日から
電卓は、使い慣れた1台を決めて、毎日10分でも打つ練習をすると結果が変わります。案内文の確認、機種の固定、環境の下見の3つを済ませれば、当日は問題だけに集中できます。早慶合同就活会議は、焦らず手順を踏む就活生を応援しています。
よくある質問
Q. 電卓の使用可否が案内メールに書かれていないときはどうすればよいですか?
企業の採用窓口へメールで問い合わせるのが確実です。「受験時に電卓を使用してよいか」と一文で聞けば足ります。返信がない場合は、使える前提と使えない前提の両方で練習しておくと困りません。
Q. 100円ショップの電卓でもWEBテストに使えますか?
使えます。10桁表示とメモリーキーがあれば、計算自体に差はありません。ただしキーの反応が鈍い機種もあるので、本番前に1時間ほど打って、打ち間違いが増えないか確かめてください。
Q. テストセンターで電卓を持ち込めないときの練習法は?
筆算の練習が必要です。割り算と百分率の計算を、紙の上で素早く解けるようにします。概算で選択肢を絞る練習も効きます。会場の様子は首都圏テストセンター会場攻略ガイドを見てください。
Q. 電卓の音は監視に影響しますか?
打鍵音が大きいと、マイクを使う監視形式で気になることがあります。静かなキーの機種を選び、案内文に録音や録画の記述があるか確認してください。監視の有無は形式と企業で違います。
Q. 左利きなので電卓を右に置くのが難しいです。
利き手側に置いて問題ありません。マウス操作と電卓操作の持ち替えが少ない配置を、前日に試して決めてください。電卓は机の端に置くと落下しやすいため、滑り止めのシートを敷くと安定します。